手術用顕微鏡を利用した根管治療①(4)ファイバーコア 

こんにちは!西新宿五丁目デンタルクリニックです。

今回はファイバーコア、セラミッククラウンについてのご紹介をいたします。(患者さんからの症例発表の許諾を得ております)

前回は、最終的なお薬を根管に充填し、根っこの治療を終えました(根管充填)

根の治療が終えたら、歯茎の上側の治療が始まります。

現在、根管治療後なので歯自体が噛み合わせをさせておらず、中は空洞の状態です。

ですので、歯のなかに『ファイバーコア』という土台を立てていきます。

歯の内部と近似した硬さであることと、歯質に接着して、作成されるので非常に

優しく、治療後の上部からの細菌感染を防ぐ処置にぴったりな土台です。

そして、ある程度最終的な形を作ったら仮歯をその歯で作成していきます。

 

これを仮着していきます。

仮歯は噛むリハビリや歯肉の状態を理想的なものにしていく工程で必要です。

噛み心地は良いのですが、半年くらいしか持たないで注意が必要ですね。

次回、問題なければセレックで撮影、セラミッククラウンの最終セットにてこの治療が

完了いたします。

よろしくお願いします。