手術用顕微鏡を利用した根管治療①(3)根管充填

こんにちは!西新宿五丁目デンタルクリニックです。

今回は根管治療の最後である、根管充填についてお話ししていきたいと思います。

(患者さんからの症例発表の許諾を得ております)

前回は、CTスキャンを行なった内容と、歯質に対する補強(隔壁)についてお話しました。

前回の治療後、主訴であった痛みは全くなくなりました。

そして、根っこの中の状態も綺麗になり炎症も治りましたので

根管治療を終えていきます。

根っこの中のお薬を入れ、レントゲンをとっていきました。

CTスキャンも撮影させていただきました。

綺麗に4根管お薬が入っていることがわかります。

これで根っこの治療が終了です。

次回からは、最終的に被せ物を作成するため、土台であるファイバーコアと仮歯を作成していきます。

当院では基本的に根管治療では顕微鏡を使用しラバーダムを使用することがほとんどです。

この症例では手術用顕微鏡(マイクロスコープ)や特殊な器具(Ni-Tiロータリーファイル等)を駆使して良い結果を得られたケースです。

西新宿五丁目デンタルクリニック

小坂井