こんにちは!西新宿五丁目デンタルクリニックです。
前回は歯牙移植についての概要をお話しさせていただきました。
今回は、実際のケースの紹介です。
当院に右下奥歯の治療希望で来院された方がいらっしゃいました。
状態は右下6番が治療途中で虫歯が進行しており、保存することが不可能な状態でした・・・
当院はなるべく歯の保存に努めておりますが、根っこの治療の途中で中断してしまったケースで
虫歯の進行が早く抜歯に至るケースが多々あるので、治療中の患者さんはなるべく早めに通院を願うばかりです・・・
しかし、来院された時点がスタートです!切り替えていきましょう。
まずは患者さんに保存不可であることを動画等を用いて説明し、抜歯後の治療の種類を説明させていただきました!インプラント、ブリッジ、部分入れ歯etc…
この方は幸いにも右上の親知らずが残っており、歯牙移植ができる可能性があったので、説明させていただいたところ患者さんは治療を希望されました。
まずは、この親知らずが移植のドナー歯として使えるか?また、保存不可能な部位の骨の状態などを確認するためにCTスキャンをいたしました。
診断の結果、親知らずはドナー歯として適当であると判断し、保存不可能は部分の骨の量も移植の際に問題とならないレベルでした!
患者さんにしっかり説明を行い、同意を得ることができたので治療の準備をしていきます
では、その準備とは。。。『歯牙レプリカ』の出番です!
これは移植の成功率を格段に上げる道具なのです!
次回はその作成と、実際の移植当日の治療の説明を行なっていきます。
西新宿五丁目駅前にある歯科クリニック
西新宿五丁目デンタルクリニック