虫歯治療 ダイレクトボンディング症例①
こんにちは !
西新宿五丁目駅前にある歯医者
西新宿五丁目デンタルクリニック、院長の小坂井です。
今回は左下の奥歯の虫歯治療『ダイレクトボンディング』を行った症例をご紹介いたします。
ダイレクトボンディングとは
レジンというプラスチックの素材を用いて、歯の色や形を整えて再現を目指す治療です。
治療内容
今回は左下7番の虫歯を除去し,ダイレクトボンディングで修復した症例になります。
まず、左下7番(奥歯)の詰め物が劣化しており、そこから虫歯があるのがわかります。
まず麻酔を行った後、マイクロスコープを使用し、劣化した詰め物と虫歯のみ除去していきます。
う蝕除去を完了しました。
これからだイレクトボンディングを行いますが、
今回は舌が動いたり、唾液の侵入を防ぐためにラバーダム防湿を行いました(すべての症例で行うわけではありません。)
コンポジットレジンの接着力を上げるため、歯の表層のエナメル質にエッチング(酸処理)を行いました。
白濁した層が確認でき、接着力の向上が期待できます。
歯の内面にコーティング(ボンディング)をおこないます。
虫歯の深いところに流れの良いコンポジットレジンを充填し神経の保護をします。
噛み合わせの面を、強い素材のコンポジットレジンを充填していきます。
足りない部分を足したり,デザイン(キャラクタライズ)をします。
光を当てて固めていきます。
噛み合わせを調整します
研磨します。(ここがとても大切)
完了です。
もちろん当日から使用できます。
今後長く使っていただけるように経過をしっかり追っていく必要があります。
実際は動画にて撮影しているので、患者さんには動画にて説明しております。
今後機会があれば、動画も編集したい、ご紹介させていただきたいと思います。
当日処置を終えることができ、歯を削る量も抑えることのできる優れた治療です。
症例にが適応が限られますので、気になる方はお気軽にご相談ください。今後ともよろしくお願いします。