神経を残す治療(VPT:Vital Pulp Therapy)とは

VPTは、歯の神経を残すことで【歯の寿命】を伸ばしていく治療法です。

虫歯が大きくなり神経を取らなければならないかもっと不安な場合は、ご相談ください。

当院が「神経を残す治療」に注目する理由

神経を取っている歯は、歯根破折(歯の根がひび割れたりする状態)を起こすケースが多いことがわかっています。
そのため西新宿五丁目デンタルクリニックでは、抜歯により歯を失うことを避けるため、神経を残す治療(VPT)が重要と考えています。

神経を抜いた場合のデメリット

・歯が脆くなり、破折のリスクが高まる
・痛みを感じなくなるため、虫歯ができても気付きにくい
・歯の色が変色しやすいくなる
・歯の根部分に再感染した場合は、痛みが出てしまう

VPT処置の流れ

マイクロスコープを使用して虫歯を取りきります。

感染が考えられる神経を、滅菌された器具で一部除去します。

MTAセメントを詰めていきます。
MTAセメント:封鎖性が高く、持続的な抗菌力もつ非常に優秀なセメント

MTAセメントは大体24時間で硬化しますので、その間は十分封鎖できる仮蓋をして一週間ほど待ちます。
密閉した状態で、痛みが出ないこと、もともとあった症状が落ち着くことを確認するため経過観察となります。

歯の神経の保存が確認できたら、仮蓋を除去します。その後、必要な治療を進めていきます。

VPT処置後の治療

VPT処置後は、以下の治療をいたします。

・セレックセラミック

VPTのデメリット

・痛みが出てしまう可能性
・壊死を起こしてしまうリスク

このようなリスクが考えられるため、
当院では患者さまの口腔内の状況を踏まえて選択していただいています。