セラミックと銀歯・レジンの汚れの付きやすさ~セラミックの長期予後の理由

こんにちは。
西新宿五丁目デンタルクリニック
歯科医師 小坂井竜也です。

今回は以前の治療説明においてのブログの派生になります。

マイクロスコープ下にて情報量の多いハイビジョンの高拡大の動画、画像をお見せしながらの治療説明の効果はその以前のブログにてお話しさせていただきました。

今回はそんな治療説明の中で、セラミックの優位性に対する良い症例が見つかりましたので

患者さんの許可をお取りしてこのブログにまとめさせていただきます。

材料によって、ここまで差が出るのか!?という非常にわかりやすい症例がありました。

事情があり、
1日歯磨きができなかった患者さんです。

奥から順番に

・奥:銀歯
・真ん中:セラミック
・手前:レジン(CR)

で修復されています。


■ 銀歯の状態

奥の銀歯には、明らかにプラークが付着しています。

器具で触れても分かるレベルです。

金属は経年的に表面が荒れやすく、
微細な凹凸にプラークが停滞しやすい傾向があります。


■ レジン(CR)の状態

レジンにも汚れが付着しています。

レジンは吸水性があり、
時間とともに表面が劣化します。

その結果、
プラークが付きやすくなります。


■ セラミックの状態

真ん中のセラミックだけ、

ほとんどプラークが付着していません。

歯肉の状態も安定しています。

(※セラミックだけ事前に清掃したわけではありません)

ここは、かなり大きな差です。


■ なぜセラミックは違うのか?

セラミックは

・表面が非常に滑沢
・吸水性がほぼない
・経年的な劣化が少ない

という特徴があります。

つまり、

細菌が付着・停滞しにくい環境を作れる材料です。

プラークが少ないということは、

・二次虫歯のリスクが下がる
・歯周病リスクが下がる

ということにつながります。

これは長期的に見ると、
非常に大きな差になります!


■ 見た目だけでなく「寿命」の話

セラミックは審美的な材料、と思われがちですが、

私はむしろ再治療を減らす材料だと考えています。

再治療を繰り返すたびに、
歯は確実に小さくなります。

さらに、歯質と近い性質なので、接着した後の周りの歯への負担が少なく

マイクロクラックが発生しにくい利点も非常に大きいのです(この辺は別途ブログで記載予定)

だからこそ、

材料選択は“寿命目線”で考えるべきです。

セラミックを入れたら終わり。ではありません。

どんなに良い材料でも、

✔ 毎日のセルフケア
✔ 定期的なプロフェッショナルメンテナンス
✔ 咬み合わせの管理

これがなければ長持ちはしません。

セラミックは「汚れが付きにくい」材料ですが、決して「汚れが付かない」わけではありません。

だからこそ、材料 × メンテナンスこの両輪が大切になってきます!


■ 当院の考え方

西新宿五丁目デンタルクリニックでは、

・できるだけ再治療を減らす
・できるだけ歯を長く守る
・材料も長期安定性で選ぶ

この視点で治療をご提案しております。

そして、治療よりも大切なのはメンテナンスです。

きれいに治すことも大事ですが、

きれいな状態を維持することの方が、もっとも大事なのです!

そこまで含めて、歯科治療だと考えています。

以上、今回のセラミック修復に対する利点の一つ

汚れのつきにくさについてのお話をさせていただきました!

気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。

ns5shika@gmail.com


西新宿五丁目デンタルクリニック
院長 小坂井竜也

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